笑い話!5連発/暑さで・その2

「2005年6月28日」 

猛暑で頭がおかしくなってしまった人が続出か?この私もおかしくなっておりますが。


そして同じ日、昼食を取っていると呼び出されます。 売り場に戻ると60代は後半かといった、おじいいさん。

「これ電池換えてくれ」

ピンぼけに見えますが、ガラスが傷だらけで曇ってみえている為です。当店で1年前に電池交換したが、1年しか持たないのかと・・・お怒り!

「あの〜だいぶん内部に湿気も入っておりますし・・それに、この時計・・・」

「裏蓋が無いのですが」

「そこや!あんたがええ加減な閉め方したから飛んだんや。どないしてくれるねん。」

「どないしてって言われましても、1年前の交換で裏蓋が無い腕時計では、どうしようも。」

「誰がそんな事聞いいてるねん。おれが言いたいのは電池換えてくれって言ってるんや」(☆。☆)話、無茶苦茶。

「いえいえ、これ裏蓋も無いのに電池交換しても腕に着けられません」
「かまへんがな。換えたらええのや。今まで腕に着けてココに来たんや、ちゃんと着けられるがな。」

このクソ暑い日に裏蓋も無い腕時計を着けて歩くかぁ〜〜!!
「換えろ!と言われましても無茶苦茶ですわ。おそらく汗が入って動きませんよ。それにスペーサーってプラスチックの緑の部品も無くなっておりますし。これは”裏蓋”のみの注文は出来ませんから腕時計のケースごと交換が必要ですから¥8000くらい掛かりますよ」

「誰が、そんな事頼んでいるんや。電池だけ換えたらえんや。」
そんな事言われても、裏蓋も無しでこの暑い日に着けて歩いてた腕時計が動く訳がありません。まぁ、こういった状況の方には何を言っても通用しませんから、目の前で電池交換をしてみせます。

「どうですか?今、目の前で換えましたが動かないでしょう。そりゃぁ、無理ですわ」

「ほな、その部品と言うの(裏蓋)が有ったら動くんかいな、ほな、これで何とかしてくれ」と、ポケットの中を探り出します。そして出て来たのは。

プラスチックのスペーサー・・・・・。

何のこっちゃぁ????益々、話、無茶苦茶。(☆。☆)

「あの、これが有っても時計は動きません。裏蓋も無いのにこの部品が有っても意味が無いです!」
「動きませんってな、あんたがこんな物入れるから裏蓋が飛ぶんや!最初はこんな物入って無かったぞ!こんな物入れたから落としたくらいで蓋が無くなるんや!」

「最初から入ってます、スペーサーは!」(こちら完全に怒りモード)
¬_¬)アホか?このじじい!もう客とは思っておりません。
(オホン!本来接客業はどんな方でも、お客様です。そういった冷静な対応が出来るのがプロのサービス業です)ただ今日は、プロもクソもあるかい! 無茶には無茶で!目には目を歯にはデンターライオンとも言おります。

「ほな、どないせい!ちゅうねん?」
「だから分解掃除して、ケースと裏蓋一式を取り寄せ交換するしか、おまへん!2万円くらい見て頂きましたら修理しますよ。」

「2万円!アホかお前。この腕時計の値段なんぼや思うねん!」
「それくらい分かりますわ。1万円前後でしょう」

「お前とは、話にならんわ。」
「その様ですね。修理されます?」

それから15分も、アホな言い分で怒鳴り散らして最後には。

「ほな、他の要らん腕時計持ってくるから、 その裏蓋とってこっちに入れろ!」
「はぁ〜?」(裏蓋は形が似ていれば何でも同じではありません)

無理ですと断ったらカンシャクを起こして腕時計を床に投げ付けて帰って行った。(分かりましたわ!家でも、こうやって腕時計を投げつけたから裏蓋を無くした訳ね)

本来なら”落ち”で笑えるところでしょうが、こちら散々怒鳴り散らされて笑えませんわ〜!(ノ-_-)ノ ~┻━┻

こうも暑いと今日はまだ色んな人がやってきます。

次へ!「笑い話/暑さで・その3」

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