オークション11話

2001年5月から2003年5月頃まではイケイケのオークションでした。

そして2001年5月からオークションは有料化と本人確認が必要となりました。
皆さんもご存じと思いますが、このYahooオークションの有料化には凄い反響がありました。私は「賛成派」ではありましたが。
この有料化でオークションは閑散とするのではという憶測もありましたが。
私の読みは逆で”活性化に向かう”でした。

事実は皆さんもご存じですが。

2002〜3年のオークション売り上げは既に17万円の家賃を払って売り上げる実店舗よりも、月額たった300円の家賃(オークション参加費)の方が売り上げを上回る訳です。そして17万を払う実店舗の売り上げは加速して落ちて行きます。

恐ろしい世界だ!と感じたものでした。

そして2002年。私の店に1通の”DM”が舞い込みます。

2002年、このDMを見て普通はどう思うでしょうか?
私はこれを見た時”オークションは終わったな。”そう感じました。

”終わった”というのは「個人参加では終わった」と言う意味ですが。

何故かといえばオークションは個人市場で盛り上がって来ました。でもYahooは2002年から「プレミアムオークション」(今のストアー)を開始。
オークションの家賃(5万円)を支払えば”歴としたショップ”として別扱いで表示です。ストアー登録は老舗や信用調査など無いといっても良いでしょう。パソコンが使えて多数の出品が出来れば誰でもネットでお店が持てる世界です。それも2003年には「5万円→18.000円」に値下げです。

またこのDMを見たら”そんな旨い話がある訳がない”と思う方も居たでしょう。
しかしオークションに参加している私の実感では
”本当に3億は売れる”でした。もっとも資本力は必要ですが。
と同時に今までは個人でパソコンが触れる者の独断場であったオークションに、
資本力が参加してくる。

この時、私が想像したオークションの世界に今なっていますが。企業が参加すれば活気づきます。しかし、そこにはビジネスの臭いしかありません。
”個 対 個”ではなく”店 対 個”でもなく「企業 対 個」になる訳です。

私でも毎日3〜5個の取引をしていました。それでもデータベースで管理していないと管理がしきれません。でも企業になると毎日100個くらいの発送をする出品が出来ます。私は”人と人の触れ合い”を大事にオークション参加してきましたが、毎日100ともなればどうなるか?データベースは勿論、あの「登録フォーム」から入力させる訳です。「こちらから落札お礼のメールはいたしません」というスタイルです。メールだと手作業で住所などをデータベースにコピペします。でも登録フォームなら自動でデータベースに入ります。

毎日、100以上の落札を管理してる現場を見せて貰った事がありますが、人間を相手にメールしている様には見えません。送り先等は自動でデータベースに入っていますがメールの返事は必要です。淡々と用件のみの返信を次に次に裁いています。その姿はとても人間相手にメールを打ってる雰囲気ではありません。”感謝のメール”にも定型ビジネス文。”クレームにも定型文”実店舗が長い私には背筋がぞっとしましたね。

これがオークションで月額1000万を売る世界か・・・・

上記のDMからオークションを企業がマーケットとして認知した事を感じました。
つまりオークションが特殊な世界では無くなった訳です。
その想像通りオークションは一般マーケットと同じになりました。

意味する所は”資本力だけの勝負になる”。もう個人の参加では太刀打ち出来ないだろうと。しかし、ネットが持つ潜在力は充分に肌で体感しました。この2002年頃からホームページの重要性を感じたものです。でもこの頃は、オークションに翻弄されてホームページに時間が割けません。

ホームページといっても、まだ漠然と「時計店販売サイト」しか頭には無く、Cooの腕時計的構想は欠片も無い頃です。それよりも時計はもちろん腕時計意外でも何でも売れる!オークションのみで食っていけるのでは?

そう思っていた所へこのDMを見たとき、メーカーの動きや自分の今後を想像すると、オークションでは後2年が限界か?。それまでに手を打たなければ・・・

オークション12話

このオークション話は、ある一通のメールから始まった・・

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