オークション5話

所詮はココまでか・・・・と、思った時でした。

先ずはオークション・ウォッチング。何が出品されているのか?私の扱いやすい物はO 社。O 社が売れるのか?相場は・・・O 社を探します。

ウォッチングの結果。O 社の出品は殆ど無し。やはりセイコー・シチズン・ブランドがわんさか。数点O 社発見!でも安いわぁ。¥2.000や¥3.000でも落ちていない。でも写真では文字盤の色さえ分からない(;^_^A

これでは売れないわ。そして数日後オークション内の散策の仕方も分かって来て、とある出品者のID発見!

「ん〜、この出品はどう見ても時計屋だな・・・」と、そのIDの出品一覧をみて”O 社発見!”写真は文字盤の色はハッキリ分かるレベル、そこに。なっ・なんと!

定価40.000円の自動巻が・・・¥15.000で出品。(確かに廃盤モデルではあるが・・・)廃盤だから投げ売り?

でも”入札1”。これで売れた訳だなと。でも・・なるほど・・・この腕時計を1円スタートしたらおそらく¥5.000くらいで終わるだろう・・・なるほど。こういう値段設定で出品すれば良いのか。そしてよく見ると同じ腕時計が5個も出品されている・・・。これは見切り処分ではないぞ。

しかし・・・この出品者。出品数が400点、凄!平均単価20.000円としても・・・800万の在庫!クレドールやTAKEO KIKUCHIが並んでるって事は・・・メーカー訪問の時計屋。
評価欄から売れた商品の数と金額から・・・
オークション月商ざっと・・・300万以上と見た・・・凄!!!

恐ろしい世界だぜ・・・ここは。

しかしO社の腕時計は、ほんと少ない。これをどう読むか?。

「出品されていない=売れない」「出品されていない=売れる事に気づいていない」

さぁ、どう読むか?私は後者に掛けるのでした!

ある日O 社のセールスがいつもの様にやってきます。
私よりも3つくらい若いO 社最若手。

「まいど!景気はどないですか。アレ!?何か店ガラガラになっていません?」

「まぁ・・・ね。売れちゃったのよ・・・」

「景気良いですねぇ〜!。最近何処の時計屋まわってもそんな景気の良い話聞かないですよぉ、愚痴ばっかり。まして廃業の話なんかも出る始末ですから」

(〇o〇;)ギクゥゥゥ!!(まさしく俺も考えていたのだ!Oo。。(_ _))

「廃業ね・・・俺もそうなるかもよ」

「またぁ〜、冗談を。店ガラガラになるくらいに売れてるのに良く言いますわ」

「ところでね。(ノ°0°)ノ(°_°) 。オークションって知ってる?」

「オークション・・・ですか?ネットの?あのオークションですか」

「それそれ」

「あれって・・・何か詐欺だとかヤバイ所なんでしょう」

「ん・・・確かに・・・でも売れたのよ・・・そこで。結果、見ての通りガラガラ」

「えっ・・・オークションで・・・」

「でね。おたくの品番”×××-○○○○”って商品が15.000円で出てたけど、ウチにも回してくれない?」

「そんなの無いですよぉ〜、ましてやそんな値段では」

「では、何故出てた?」

「在庫処分でしょう」

「違う!仕入れてる」

と、オークション画面を見せます。

「どう?これでも無いと言い切れる?」

その日は「分かりました、探して見ます。」と帰って行った。

普通、私たちの仕入れはメーカーさんが新製品の紹介や、カタログ落ちによる特価案内などメーカー側から提供されます。

ところが、その後ネットの情報が先行の仕入れが始まる訳です。何という世界なのだ・・・

そして「オークション6話」へと。

このオークション話は、ある一通のメールから始まった・・

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