SEIKOカタログ

先日、SEIKOさんから分厚い郵便物が届きました。
2014年度のカタログ&パンフレットですが定期的に送られてきます。
つまり、まだSEIKOさんから時計店としての扱われているようです。

まずは「コンプリート・サービス」の案内。要は「バフ掛け・洗浄サービス」ですが
SEIKOが行うと私などの洗浄サービスとは別次元で、新品仕上げと言ってもよいでしょう。
そして「分解修理(内装修理)」も込の料金ですが、こうなります。

そして「SEIKO 時計工具」のパンフレット。

この工具は15年位まえからある記憶が。”はめ込みタイプ”の裏蓋を開ける工具ですが。

私らはからすれば「突き通す角度が一定」で使いづらそう。工具で突きながら微妙に角度を変えて開け口に食いつく感触を確かめながら作業するためです。でも慣れない人には便利かもしれません。

そして驚いたのは「ベルト調整の本格的な工具」。SEIKOさんが作るとこうなるんだという印象ですが。上の「裏蓋開け工具」共に、こういう工具は新品に近いものだけに有効です。
サビて固着した様な状態の物を、こういう工具で行うと高い工具が壊れるでしょう。

そして「防水試験器」120.000円ですか。この種の器械は持っておりませんが必要性を感じないからです。修理センターとかは必須の工具ですが電池交換レベルの私の店で
「防水試験器・完備」などと謳う事は。
実店鋪では客数を増やす要因にはならず必要とされる方は極僅か。
不特定多数が集まる場ではクレームを増やすだけの物です。
例として「防水テストをしていると記載されていたので信用していた」と指摘された事があり。
いったい何の話をしているのか?と思ったら。掲載文章の中の
「裏蓋を閉めてまるごと洗浄し簡易防水テストがてらの洗浄ですか」のくだりでした。
以後「裏蓋を閉めてまるごと洗浄して水漏れが無いかチェックします。」に変更しております。

そして新製品も含めた2014年、製品パンフレットですが「ざっと見た感じ」ですが
70%はソーラー・メカニカル。つまり「電池交換は不要の時計」。
以前にも「仕方が無い」「ベルト調整」書きましたが時計メーカーは今までで通り
「要・電池交換の時計」を売った場合。
「電池交換に対応する店が足りない事を見越して」そいうラインナップにするしか無いでしょう。発売製品の半分でも電池交換がメーカーに依頼されたら?おそらく捌けないからです。
ソーラーにする事で全て来ても1/10くらいになるでしょう。
上の「ベルト調整・工具」も慣れた人が在籍する店舗は稀に成ること見越しての
開発という事で必要性に迫られての開発と思います。

もう時計屋が無くなる事は前提の対応ですが、それは必要性に迫られてでしょう。
クォーツの発明が無ければ?こんなはずでは無かった・・・・というところでは。
私にはノーベルがダイナマイトを発明した事に似ている気がします。
これが「時は移ろいで行く」と言う事で誰しもが受け入れるべきことでしょう。

2011年6月サーバ引越で過去データの引越が出来ず新設です。