仁寿山ふたたび

正月の2日に登った仁寿山ですが、麓を車で走ります。そこから山頂に「四角いアンテナ(反射板?)」が見えるのですが、前回に登った時に記憶が無い。そこで定休日に登ってみることに。この仁寿山のアンテナ塔ですが、姫路市の住人はテレビアンテナの設置には、ここに向けます。FMともに姫路市地方の「電波の要」である山となっております。

上の写真は○の位置のコンビニから見上げたものですが。三叉路の右下が姫路方面、左が東方面(東山)で、上は妻鹿地方。妻鹿(めが)といえば「灘のけんかまつり」の練り場で有名な所ですが右に見える山。

これが「御旅山」で、この山の海側が練り場になっております。仁寿山からは見下ろす位置になります。ここも登った事が無く一度は登って見たいと思っております。

話しは戻って「四角い反射板?」までやって来ました。

メインのアンテナ塔よりは後方(北側)にズレた位置にあったようです。何故かこの位置関係が気になっており、再度登ってきました。この前日から飼い猫が寝たきりになり介護状態に。そこで嫁は付きっきりで居たいということで、私ひとりで登ってきました。天気の良い日に家に籠もるなんて勿体ない。

御旅山を見ながら、一番、大きなアンテナ塔の下でお昼にします。この日は冷え込んで最高気温が8°というなか汗を拭いながら食べるおにぎりは最高に旨い。この「アラ」は非常に旨かった。後は山用の帽子に革手袋。滑って転んで指先を怪我したら仕事になりませんから、山登り必須のアイテム。

おにぎり3つ食べて下山ですが、今回はお城方向(写真中央)に向かって下ります。前回は東側のルートからでしたが、この日は西側から登りました。お城を望んでふと小学校の校歌がよぎります。「国宝西に白鷺城・・・、昔床しき仁寿山・・・。覚えているものだなと。その校歌に出て来る山にこの歳まで登った事が無かったのかとも。

週に一度は山に登って足腰を鍛えておかないと。という切迫感で登っております。西側から登りましたが駐車場が無く見回していると登山口近くの方が「ウチの庭に置いていきなさい」と言う好意に甘え。「では1時間ほどお邪魔!」と登らせて頂き、お陰で未体験のコースを辿れました。間違って登山口よりも3キロ北側に下りてしまい、駐車位置に戻るのに時間が掛かったので2時間置かせて頂きましたが。嬉しかったのでこの後の「用からの戻り」、地方の名菓のお菓子を買って届けてきました。喜ばせて頂いたのであお返しです。まだ人情は残っているのだなと嬉しく感じた一日でした。