1981年の腕時計とは

2006.1.25、当時は掲示板がありまして下記の書き込みがありました。

「はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいてます^^
今、欲しい時計があるのですが、
どうやって探したらいいのかもわからなくて…
そこで、クーさんなら、何かしらご存知ではないかと思い、書き込ませてもらいました。
探している時計は、すごいアバウトで、申し訳ないのですが、1981年に製造された時計なんです。
今年、結婚式を挙げることになり、その際にお互いの両親に、
私たちが生まれた年に製造された時計をプレゼントしようということになったのですが見つけられなくて・・・
何かご存知でしたら教えて下さい。宜しくお願いします。

では1981年製造の腕時計とはどの様な物があったのか?
1981年のセイコーカタログを開いてみましょう!

この頃は私の店にもセイコーさんが訪問していた頃です。
正確にはセイコー製品を扱う問屋が多数存在し、問屋さんの訪問です。
その後問屋どうしの合併、倒産の経緯を経てメーカー直となっていきました。

ほんと”問屋”って業種も無くなってきましたね。

先ず表紙をめくると「スーペリア」です。”QEX010″200.000円です。キャリバー9481

ツインクォーツの年差腕時計。まだクレドールは無かったのですがそのクラスでした。

次は「ドルチェ」です。

左から「AGT850/55.000円/6020」薄型2針
中央「AGX948/85.000円/5931」超硬質ケース
右「AGT734/120.000円/6020」ブレス一体型ですか。

「シーガル」これも懐かしい。左の形状で銀色のタイプはヒット商品でした。

「シャリオ」メンズの¥30.000~¥50.000くらいでした。
この中央のモデルは発売当時私も買いましたので記憶に残っております。
選んだ理由はケース形状と型押しワニが付いているって事が珍しくお気に入り。
今は何処へいったやら。

そして「シルバーウェーブ」防水モデルもこの年でしたか。

このラインは良く売れました。

そして「グランドクォーツ」ツインクォーツです。QGB824/120.000円/9943

極端なアップライト・バーインデックスが高級感を醸し出していましたね。

「エクセリーヌ」レディースウォッチ。
左:EQC878/50.000円/2320
中:EQC824/75.000円/2320
右:EQC994/80.000円/2320

「ソシエ」レディースクォーツ
左:CQC986/28.000円/2320
中:CSN924/26.000円/1421
右:CQC580/32.000円/2320

「ローリエ」レディース

左:SSF074/28.000円/3421
中:SSH984/22.000円/3422
右:SSF943/23.000円/3421

このラインは売れました。

そして「ペアーウォッチ」ドルチェ&エクセリーヌ。

そして「ハイブリッド」

左:JZF026/28.000円/H239
中:JET010/30.000円/H357
右:JES994/32.000円/H249

「ハイブリッド-シルバーウェーブ」この竜頭サイズで”ねじ込み竜頭”もこの頃から?
裏蓋はスクリューバックではなく”はめ込みタイプ”で10気圧にも驚きました。

そしてカタログにも記載されておりますが”ダブルパッキンボタン”これ、
無茶苦茶押すのが固いのです。 早送りの長押しは5秒が限界。
指の腹が痛くなるので机に押さえつけて早送りしていました。

「デジタル」

左:DZM018/25.000円/A557/シルバーウェーブ
中:GZC028/25.000円/G757
右:DEN994/45.000円/F441

「アトラス・ワールドタイム」は懐かしい!これ見つけたらレア物ですよ。

「超薄型デジタル」

この発売には驚きました。何たってデジタルで70.000円ですから。
ALBAで¥8.000くらいからデジタルウォッチあった頃ですからね。

7万円ですからケースやベルトの作りも高級感が漂っていた訳ですが・・・

これ今で言えば「ドルチェ・デジタル」か「ブライツのデジタル」って想像出来ます?

レディースのデジタルウォッチ、これも衝撃でした。
何が衝撃かと言えばデジタルなのに”ボタンが無い!”
つまり時間合わせが”竜頭”って所に注目!
当時あの”松田 聖子”さんがポスターでした。
今や大御所で、こんな安物ウォッチのポスターにはならないでしょうが。

こうやって今、見直してみると当時のセイコーは
革新的な商品をヒットさせていたのだなぁ・・・と。
まだG-SHOCKはこの世に無い頃でした。

問題は・・・この年代のデッドストックを持ってる店があるかどうか?ですね。

そして!カタログの最終ページ。今は「セイコー」ですが、
当時は”株式会社服部時計店”が会社名でした。

いやぁ~懐かしい。なんか私も自分のアルバムをめくっているようで
懐かしさがこみ上げましたね。年がバレましたね。

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2017.7.3修正 旧:repair/1981.html

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