クォーツ腕時計とは

今の時代、普通の腕時計といえば「クォーツ時計」(電池式)です。

先ずは。なぜ「クォーツ」と呼ぶのですか?。(そこからですか?って質問ですが)
「クォーツ」は”Quratz”と書きますが日本語では「水晶」ですね。
よってクォーツ腕時計には水晶が入ってます。
クォーツ腕時計が発売の頃(1970年初期~中頃)までは
クォーツ腕時計の値札には「水晶腕時計」と大きな文字で入っていました。

では、なぜ水晶なのでしょうか?これは精度を上げる為ですが、
腕時計の精度は何で決まるのかは「機械式時計」のところでも解説致しました。

ゼンマイ腕時計は「1秒に10回転」が最高の精度(振動数)だったのです。
ところが水晶を音叉のように加工し、これに電気を与えると。

一日に15秒くらい(1ヶ月で7分~10分)狂うのが当たり前の時代だった頃に。
いきなり1ヶ月で数秒しか狂わない腕時計が発明された訳ですから。
それはもう大騒ぎになったものです。
その様子はNHK-TV「プロジェクトX」でも、紹介されました。

さて、ここからはそのクォーツ腕時計のムーブについてです。

これがクォーツ腕時計のムーブメントです。下の機械時計と比べて違う所は。
1.「青い○」これが電池です。
2.「紫の□」これは、コイルです。
この2つが「クォーツ腕時計の外観の特徴」です。

クォーツ腕時計はこの小さな電池(1.55ボルト)で「2年~5年」作動させます。
という事は電池内の電気がそのままムーブメントに流れれば、
数時間で電池を消耗し止まります。
そこでこの「コイル」によって電流を調整して長く持たせる役目をしております。

写真左機械時計(手巻き)にも「丸い電池の様な物」が見えますが、
これはゼンマイを収納している部分(香箱)です。
ここでゼンマイの解説も変ですが(;^_^A。
クォーツ腕時計にはゼンマイは入っておりません。代わりに「電池」が入っている訳です。

写真は1980年代のクォーツ腕時計ムーブですが、電池をバネで押さえた丁寧な作りです。
今の時代のクォーツ時計は電池をネジで留めるといった丁寧な作りはしない。

これは¥10.000くらいのクォーツ腕時計のムーブメント。

数千円のクォーツ腕時計となれば中身は簡素。メンズもレディスも同じムーブ。

ページの最初でクォーツ腕時計は「大発明」だっただけに超・高級品。
それが発明から30年以上が経った今。(2004年現在)
数千円のクォーツ腕時計や目覚ましまでが出る世の中になってしまって、
クォーツ腕時計の価値も下がったものだと感じる次第です。
時計の文字盤の中央にある「Quartz表記の意味は?」事も起こります。

こういったクォーツ時計のムーブメントは
Cooの腕時計の「腕時計の電池交換」コーナーを見て頂ければ
色んな年代のムーブメントを比較する事が出来ます。

次は「発電クォーツとは」です。 2004年7月(記述)2017.6.17修正

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