
”ラグ足の突き出たタイプ”での
ベルト交換で選び方と注意点です。
先ほどのページでは、取り付け部が
上記写真の形状でした。
これは「青い線の幅」の次に
「赤い線の幅」が重要と書きました。

写真の腕時計に既製品の
メタルバンドを取り付ける場合です。
先ず、ベルトを合わせてみると
幅は合っております。
これなら問題なく付きそうですが
ところがもう一つ重要な注意点があります。

何が問題なのか?。
バネ棒が入る穴の位置にあります。

このように2つの腕時計を合わせてみます。
ラグ部の先端を机に当て、
穴の”上下位置”で線引きます。
右側の腕時計は明らかに「1mm」は
穴の位置が奥(写真では上)にあります。
この状態の何に問題があるのか?。
この穴が奥のタイプ(右側)に
上記写真のベルトを取り付けると。

こうなります。
バネ棒を入れて装着した写真ですが
何処が問題か?。

ベルトを机の上に平置き出来きません。
(写真はバネ棒を通しておらず可能)

何故、平置き出来ないか?
バネ棒が入る穴の位置は
固定されて動きません。
よって「青い→」の部分に
隙間が無く余裕がありません。
平置きするにはピンクの□の部分
この角が邪魔になります。

正面から見た場合ですが。
「青い○部分」がケースの角に当たります。
写真で説明すれば、本来、
バネ棒(赤い囲い)は緑の□(穴)に入ります。
しかし、青い○の部分がケースに当たり
バネ棒を入れる穴に届かない為です。
勿論、入らない(奥まで届かない)のは
平置きしているからです。
時計本体とベルトを90°にすれば
距離が縮まりバネ棒は穴に入りますが。

よって。
幅だけを測って注文しても
合わない場合は多々あるでしょう。
この穴の位置まで表記した
既製バンドは無く。
また「穴の位置までのバリエーションが
ある既製バンドは存在しません」。
取付にはバネ棒が入る「穴」の位置を
確認することが重要ですが。
残念ながら現物を手にして
ベルトを合わせてみない限り分かりません。
既製品に交換する為には「穴の位置」
「ラグ足の出具合」が重要です。
実際の例を紹介しておりますので参考。
ベルト交換実践例/SEIKO9020-5300で。

写真はプラスチックケースの腕時計ですが
バネ棒の入る穴が、かなり奥にあります。
このセッティングのベルト交換、
どころか脱着さえ難しくなります。

しかし、穴が奥に有る構造のお陰で、
脱着は難しくなりますがウレタン・バンドが
ケースに引きつけられた状態で
取り付ける事が出来るので
写真の様に
「ベルトとケースに一体感」が出せます。

写真は「取付部」「エンドピースの拡がった部分」共に
ラグ部の幅内に収まった取付例ですが確実に付きます。
写真の様に「ラグ部足が2本突き出たタイプ」
(ダイバーウォッチに多い)ならこれでも
デザインを損ねませんね。
次はメタルバンドでも「金色のベルト」
へ交換例です。
mr-coo.com/metal-koukan/choice-fit-2.html


コメント