

(写真右)□で示した位置は
「微調整可能」と書きました、
よって移動も可能です。
もう一度、写真を見て頂きまして。
もし○の部分を外して、
元通り○の穴に戻さず、
それ以外の(微調整部分)穴に
入れたとしましょう。

一つ穴の位置がずれた位置に入れたら。


写真のように爪が届きません。
すると当然バックルは留まりません。
それだけならまだ元の位置に
(○位置の穴に)戻せばよい話しですが。
戻す前に初心者は間違って
入れた段階でバックルが
閉まらない理由が分からない。
よって「おや!閉まらないぞ?」と
無理に力で押さえつけて留めようとします。
これをやるとどうなるか?
このバックルの「折りたたむ部分」。
板バネのカーブが変わってしまうのです。
何故カーブを変えたらいけないかですが。
(※これを「板バネ」と呼ぶ所から
「板バネタイプ」と言おります。)

板バネというのは”板状(薄い)”からそう呼びます。

上の写真「無垢バックル」と呼ばれる代物です。
折り畳む部分の厚みに注目。
(このバックルが装備されると
定価は5万円は越えます。
また、このバックルが装着されると
必ず無垢バンドとなります)
この折り畳む部分のカーブを一度、
変えてしまえば我々プロでも
元に戻すのは至難の技。
(不可能と言っても良い)この
カーブが変わるとバックルは
閉まらなくなります!
だから曲がらない丈夫な
無垢バックルが存在する訳です。
それに、これだけの厚みがあるモノが
変形すれば修復は、まず不可能です。

板バネのカーブを変形させないためにも。
「○」位置は「外させてはならない」のです。
よってこの部分には「伸縮しないピン」が
入っていることが多いです。
ところが「多い」と書いたのは、
最近は何でもコスト削減。
ここにまで普通のバネ棒を入れて、
外れる様な構造の腕時計が
よく持ち込まれます。
以上の理由から、とにかくは
「この○位置、は触らない」事が重要。
「ベルト調整・バックル・バネ棒について」
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2004年7月(記述)2017.6.13修正
旧:mr-coo.com/belt/backle-Remove2.htm


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