CYMA705電池交換

CYMA705

CYMA705電池交換です。以前にも同じ「CYMA705」の紹介を致しましたが
同じ腕時計でも状況によって違った作業になります。
文字盤の雰囲気はブランドウォッチしております。

この記載も前回紹介のものと同じ。この裏蓋周辺部のサビ!
ブランドウォッチがこの様な状態になるとは。

裏蓋記載。それにしても凄いサビ方ですね・・・。

ブラシでサビを落とせばステンレスケースが原型をなしておりません。
前回紹介分では「ここが開け口で分かりやすく」となっておりますが、
こちらサビで見た目ではわかりません。そこで前回紹介の自分のページを見て、
開け口を確認してから開けました。

 

これがムーブメント。ムーブメント拡大。これも前回紹介のムーブメントと同じでした。

竜頭を抜いてみますと、この状態。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。こちらは綺麗な状態です。

竜頭は綺麗にしてから。ケースも綺麗にしますが、ここまでメッキが剥がれたら
防水性はかなり落ちます。竜頭パッキンどうのこうの、といった問題ではありません。
ちなみに「時計屋さんって綺麗な仕事ですね」って良く言われます。もちろん作業服を着て汚れる様な仕事ではないのですが、一般の腕時計を扱う普通の時計屋にとっては錆びや汚れた腕時計は半分くらいを占めます。

「2006年から開始の時計の洗浄の様子。そしてお申し込みフォームは”akiyose.com”で」

「ブランド腕時計電池交換修理」トップへ。2004年7月(記述)/2017.7.22修正