ブランド腕時計電池交換修理

エルメス・クリッパー電池交換ですが何でも何処に持って行っても動かないと言われるとか?

早速、開けてみますが湿気もなく綺麗なムーブメント。

原因はこれですね。コイルを工具で突いてます。

開け口がココですが、こじ開け工具はコイルの手前1mmくらいまでは突き刺す必要があります。しかも、このコイル一回突いたのみではありません。何度か突いた跡がありますから、持っていく度にコイルを突かれています。

この構造ですからね・・・最近は開け口とコイルは逆方向に設置した物が多いですが古い時計には多いです、この配置。つまりこじ開け工具は1mmのみ突けば開きます。それ以上突かなければこうなる事はありませんが、それには熟練が必要でしょう。
この腕時計の裏蓋はかなり堅いのでどうしても突き過ぎるのは慣れない方に取っては仕方が無いところ。
ココだけの話、私も過去に何度かこの失敗をやりました。それは堅い裏蓋ではなく、意外に食い付きが甘くなったブランドウォッチです。”最低でもこのくらいの力は必要”と思って開けますから、それ以下の力で開いてしまうとズッコケて滑る訳です。
長い間電池交換やってますが、この”コイル突き”私で25年間に10回はやっていますね。でも必ず説明して弁済してきたものです。電池交換で動きませんと返した事は無いです。
人間のやる事ですからノーミスはあり得ませんが、ミスしてもカバー出来る状況では作っておきたいものですね。
「ブランド腕時計電池交換修理」トップへ。


