カシオ腕時計(CASIO)G-SHOCK-MUDMAN/AW-570-1700電池交換修理

G-SHOCK-MUDMAN/AW-570-1700G-SHOCK-MUDMAN/AW-570-1700文字盤

カシオ腕時計(CASIO)G-SHOCK-MUDMAN/AW-570-1700電池交換修理です。MUDMANデジタルとアナログのコンビタイプ。腕時計の表示がされておりませんから電池が消耗しております。

G-SHOCK-MUDMAN/AW-570-1700裏蓋

裏蓋はカシオ腕時計お馴染みの4本ネジで留まっているタイプ。このネジを外す時は入っていた位置を記憶してください。何故かと言えば全く同じ形状のネジですから何処に入れても同じ様に思おります。しかし閉め込む相手がプラスチックのケースです。私の経験からこのネジを違った位置に入れるとドライバーで閉めた時にネジを奥まで入れても回転が止まらずに閉まらないネジが有る場合があります。

G-SHOCK-MUDMAN/AW-570-1700キャリバーG-SHOCK-MUDMAN/AW-570-1700裏蓋裏側

これがキャリバー。腕時計の裏蓋を開けた時に防水パッキンが腕時計のケース側に残っている場合と”裏蓋の裏”に付いている場合があります。もし”裏蓋の裏”に付いていた場合は必ず外して腕時計のケース側に収めてください。

パッキンは腕時計の防水性能の為に重要な役目をしますから、どちらの面が上であったかも記憶しておいてください。パッキンに裏表は無いですが新品のパッキンで無い以上は数年間、腕時計のケースと裏蓋に挟まれている訳ですから、その腕時計なりの”癖”が付いているはずです。出来ればパッキンを拭いてグリスを塗布すればベストです。これが出来れば電池交換の度に新品のパッキンに交換しなくても極端に防水性能が落ちる事はないでしょう。

G-SHOCK-MUDMAN/AW-570-1700ムーブメント

ゴムのスペーサーが裏蓋に付いて出て来ましたが、このゴムの裏側には更に金属のスペーサーが付いております。これがムーブメント。電池は2個です。

両方とも電池を固定している金属板の片方は腕時計のムーブメントの一部として繋がっております。片方は”爪を掛けてある”のみですからピンセットを差し込んで手前に起こせば簡単に外れます。電池交換後は指で押さえれば簡単に留まります。この状況で取り出しが可能です。

G-SHOCK-MUDMAN/AW-570-1700電池

電池はご覧の2個。どちらも最後が”SW”ではない”W"のタイプ。

デジタル腕時計は電池交換の後"AC端子”と電池のプラス側をショートさせて腕時計をリセットします。リセットをした後は必ず時間表示されているか確認してください。表示がされていない場合はリセット作業をやり直してください。大きい方の電池の横にあります。

G-SHOCK-MUDMAN/AW-570-1700表示確認G-SHOCK-MUDMAN/AW-570-1700ELライト点灯

腕時計の時間表示が確認出来ましたら、次に”ELライトの点灯確認”をします。時間表示はしているのにELライトが点灯しない場合は、電池交換作業の時にムーブメントを浮かせてしまってボタン位置がずれている可能性があります。このアナログの時間合わせは苦労しました。所持してる方なら何でもない事と思おりますが。

詳しい時間の合わせ方は「カシオテクノ取説ダウンロードサービス」よりどうぞ。

「2006年から開始の時計の洗浄の様子。そしてお申し込みフォームは”akiyose.com”で」

カシオ腕時計電池交換トップへ 。2005年7月(記述)/2017.8.8修正