カシオ腕時計(CASIO)Baby-G/BG200/1578の電池交換

カシオ腕時計(CASIO)Baby-G/BG200/1578

カシオ腕時計(CASIO)Baby-G/BG200/1578の電池交換です。

時計サイド腕時計ベルト

このタイプの腕時計はベルトが裏蓋を覆っておりますからベルトを取り外さないと電池交換の作業が出来ません。”引き通しバンド”(ベルトが上下一組では無い1本になったベルト)ですから引き抜くだけです。

腕時計ラグ部腕時計裏蓋

このタイプの腕時計はベルトを外しても更にラグ部のゴムが裏蓋を覆っておりますからこれも外します。外し方はバネ棒で留まっているのみですが、意外にこの位置のバネ棒は外しにくいのです。また外すよりも戻す方が難しいですから覚悟が必要です。
これでベルトも外して電池交換。と思ってもまだ。ガラスをガードするガード”プロテクター”が裏蓋を覆っております。これを指で取り外さないと裏蓋が開けられません。(かなり力が要ります)

プロテクター

裏蓋はカシオ腕時計お馴染みの4本ネジで留まっているタイプ。

パッキンは腕時計の防水性能の為に重要な役目をしますから、どちらの面が上であったかも記憶しておいてください。パッキンに裏表は無いですが新品のパッキンで無い以上は数年間、腕時計のケースと裏蓋に挟まれている訳ですから、その腕時計なりの”癖”が付いているはずです。出来ればパッキンを拭いてグリスを塗布すればベストです。これが出来れば電池交換の度に新品のパッキンに交換しなくても極端に防水性能が落ちる事はないでしょう。

カシオ腕時計(CASIO)Baby-G/BG200/1578

カシオ腕時計(CASIO)Baby-G/BG200/1578ムーブメントカシオ腕時計(CASIO)Baby-G/BG200/1578スペーサー

カシオの腕時計でもG-SHOCKやBaby-Gは”タフな腕時計”で有名になっただけに、使い方もハードにな方が多いのですがこの綺麗さは日常生活防水並の使い方ですね。

先ずはゴムのスペーサーを外しますが、これはピンセットで摘み出すのみ。慣れていないとスペーサーの入っていた向きが分からなくなりますから、外すときには良く見て記憶しておいてください。スペーサーの向きを間違って裏蓋を閉めれば隙が出来て防水性能に影響が出ます。

またスペーサーを入れ忘れると腕時計の中でムーブメントが浮きます。電池は固定されておりますが、ムーブメントが浮くと操作ボタンとの位置がずれますから注意が必要です。

カシオ腕時計(CASIO)Baby-G/BG200/1578電池1カシオ腕時計(CASIO)Baby-G/BG200/1578電池拡大

電池を固定している金属板の片方は腕時計のムーブメントの一部として繋がっております。片方は”爪を掛けてある”のみですからピンセットを差し込んで手間に起こせば簡単に外れます。電池交換後は指で押さえれば簡単に留まります。拡大写真

カシオ腕時計(CASIO)Baby-G/BG200/1578取り出しカシオ腕時計(CASIO)Baby-G/BG200/1578リセット

電池を摘み出すのみ。これ金属のピンセットで摘み出しておりますが、撮影の都合上で本来はプラスチックのピンセットで作業します。デジタル腕時計は電池交換の後"AC端子”と電池のプラス側をショートさせて腕時計をリセットします。リセットをした後は必ず時間表示されているか確認してください。表示がされていない場合はリセット作業をやり直してください。

カシオ腕時計(CASIO)Baby-G/BG200/1578表示確認カシオ腕時計(CASIO)Baby-G/BG200/1578ELライト点灯

この様に表示確認できればOK。

腕時計の時間表示が確認出来ましたら、次に”ELライトの点灯確認”をします。時間表示はしているのにELライトが点灯しない場合は、電池交換作業の時にムーブメントを浮かせてしまってボタン位置がずれている可能性があります。

「2006年から開始の時計の洗浄の様子。そしてお申し込みフォームは”akiyose.com”で」

カシオ腕時計電池交換トップへ 。2005年7月(記述)/2017.8.8修正