SEIKO時計Chronos-8123-7080電池交換

Chronos-8123-7080

Chronos-8123-7080電池交換です。

Chronos-8123-7080バンドChronos-8123-7080裏蓋

ベルトはオリジナル、板巻きステンレス三つ折れバンド。
ベルト調整は”板バネ”ですか。裏蓋は”はめ込みタイプ”。

Chronos-8123-7080竜頭

竜頭が固まっております。開け口もサビで分かりません。

Chronos-8123-7080ムーブメント

大まかにサビを落としてから開けますが、この作業をやらないで開けられると、本来動く時計なのに錆びた粉が入り「要・分解修理」となります。ムーブメントと電池は完全に湿気ております。

Chronos-8123-7080電池格納部

電池格納部は問題なしですか。この頃のクロノスって確か2〜3万くらいですが
「石」が見えます。今の2万円のムーブメントに、こんな赤いルビーは見えません。
さて竜頭ですが、ケースの裏側からみれば問題なく見えますが。

 

抜いて見ましょう。竜頭パイプはボロボロ。如何に竜頭から湿気が伝わってきたか物語っております。竜頭パイプの掃除の重要性が分かりますね。

文字盤&ムーブメントも取り出して。サビをおとしますが、ステンレスケースが凸凹になりました。この状態でも動く訳ですからセイコークォーツ恐るべし。
実際、腕時計をこの様な状態で使う方に、内部を見せてOHを進めても反応はありません。こうなるには数年使っており”動かなければ捨てる”って方ばかりです。

このムーブメントならOHしておけば、10年後でも動かせるムーブメントなのですが。

「2006年から開始の時計の洗浄の様子。そしてお申し込みフォームは”akiyose.com”で」

セイコー腕時計電池交換トップへ/2005年9月(記述)/2017.11.8修正