SEIKO時計ハイブリッドH357-517B電池交換
ハイブリッドH357-517Bの電池交換修理です。ベルトは既製品に交換されております。クォーツのマークが懐かしい。
さぁ、開けようと見たらこの状態。これは手強そう。兎に角はこのままでは開けることさえ出来ません。これがキャリバーですが固有番号から先日紹介の”1981年製”ですね。
ベルトを外せばもう綿棒でどうのこうのといったレベルではありません。よってこじ開け工具で汚れを削ります。このメンテナンスの様子は「ハイブリッドH357-517B」で。内部はまではダメージが無いようです。
先ずは竜頭抜きます。竜頭も錆びて欠けておりますね。ムーブメントがポロリ。
プッシュボタンが当たる所も錆びております。ケースと竜頭を超音波洗浄機で洗っている間に裏蓋のパッキンを取り外して掃除します。
洗浄機で洗ってここまでにはなりました。
ケースも洗浄。ムーブメントを戻してやっと電池交換が出来ます。
ん・・SR927SWが出てきました。問題は無いのですが本来は”SR927W”ですね。
ハイ、表示確認とアラーム確認。ボタン操作も確認して完了です
。この後の竜頭操作によるデジタル合わせは厄介です。
「2006年から開始の時計の洗浄の様子。そしてお申し込みフォームは”akiyose.com”で」
セイコー腕時計電池交換トップへ/2005年9月(記述)/2017.12.22修正