セイコー腕時計(SEIKO)クォーツ初期0923-8010電池交換修理

セイコー腕時計(SEIKO)クォーツ初期0923-8010電池交換修理です。1980年代初期の、まだクォーツとしては初期の腕時計です。クォーツ腕時計が高額品でありましたがそろそろ一般化してきたか?って頃のモデルです。「SEIKO」の下に、わざわざ「QUARTZ」と記載されている所が懐かしい。当時はこの記載で”自動巻みたいな古くさい腕時計じゃ無いんだぞ!”ってアピールしてた頃。

購入した人も
「腕時計買ったぜぇ〜!クォーツだぞ。ほら!」
「ほんとだ!QUARTZって書いてある。高かったやろ」
「当たり前や!もうクォーツの時代よ。お前まだ自動巻なんかはめてるのか?」
「ううう〜、良いなぁ。クォーツ買うなんて。狂わないんやろ」
って時代ですか。

6時位置には「水晶を象ったクォーツのマーク」

当時では高額品であっただけに、ベルトも無垢バンド。バックルのアップライトなSEIKOロゴがキラリ!

裏蓋は”はめ込みタイプ”。まだクォーツの薄型化が始まる前ですから、とてもスクリューバックにまで手が回りません。ベルトにはパーツナンバー。

開け口は分かりやすく。でも、このタイプ閉めるときは指では閉まりません。必ずプレス工具が必要になりますから、持って無い方は開けてみようか?なんて考えないで下さい。

 

懐かしいムーブメント。SR43SW”通称301電池”これで2年持ちます。こうやって電池をネジ2本で留めている辺りが凝った作りです。今の時代のムーブメントはクレドールであれ、電池を金属板で固定するなんて事はしませんからね。

この電池の外し方は○の部分のネジを緩めて右にずらせるのみです。ただし、ネジの直ぐ右。黒いパッキンとの間にステンの金属がありますが、これを取り外さないと金色の電池押さえを右にずらせる事ができません。よって取り外します。

その前にパッキンを取り外します。おや?捻れて入っていたのか変形しています。

このリング状のパーツに当たって電池押さえを動かせません。コイルに触れない様に工夫された金属カバーも外します。(これは取り外ししなくても電池交換は出来ますが)

このコイルが光っているのは多少触れても導線が切れない様に樹脂が塗ってあります。さて、電池交換。ネジは外しません。

こうやれば感単に交換出来ます。こういったハンダむき出しの基盤が懐かしいレトロな雰囲気。この頃のムーブメントは丈夫です。この頃からセイコーは、クォーツムーブメントの薄型化へのチャレンジが始まる訳です。

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