腕時計ベルト・バンド調整/その他の調整方法/とある伸縮タイプ

”伸縮タイプ”ですが普通の伸縮タイプと違って変則的な構造です。
最近では見かける事も少ないですが、かなり古くからあります。
それでも雑貨ウォッチに付いていると新鮮な感じすらします。
ベルトの七宝が綺麗な腕時計で、ブレスレットバックルの腕時計に見えます。
文字盤を見るとまさしく雑貨ウォッチ。

七宝部分以外の箇所が写真の様になっています。写真・右が調整部分の拡大写真。

こちらが裏側から見た写真ですが、この”爪”がポイントになります。
写真・右が引き延ばした状態です。

裏側から見れば爪で引っかけてあるのが分かります。この様に工具を差し込んでベルトを引くと。

伸びます。その状態で横から見ると。

さらに拡大。これで分かりますね、カラビナの様に押し込んではめるのみ。
写真・右が外したコマです。
このタイプ両手でベルトを引いて、指だけで作業が出来ます。
ある意味簡単な調整タイプです。
かなり以前からありますが・・・何式と呼ぶのか?
もう一つ古いタイプですが、ちょっと変わったもの。「スライド引き通し」

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2004年7月(記述)2017.6.29修正