腕時計ベルト・バンド調整/Sバンド伸縮1

腕時計ベルト調整Sバンド伸縮

最近の時計にはあまり装着されていない「Sバンド」のベルト調整です。
伸縮タイプのベルトで「Sバンド」と呼ばれてます。
なぜSバンドかというと。この裏を見て頂けますと「S」の字になっています。
それでいつからか、そう呼ばれるようになりました。も
っとも昔は、この「S」の字の部分がもっとSの字らしかったのですが、
今は改良が加えられてこうなりました。

腕時計ベルト調整Sバンド伸縮伸ばすと

引っ張って伸ばせば、このような感じです。本来はこの状態から
工具なしの手だけでベルト調整する為に作られたベルトです。
よって古い解説をみると。

腕時計ベルト調整Sバンド伸縮手での作業図

この、ように手だけで調整する様な表記になっております。
ところが最近の物は素材のコスト削減の影響か、
力のある方でない限りは指で作業するのが難しいです。
よってここでは、一応は工具を使っておりすが、
握力のある方は素手でも出来ます。ベルトの外し方、構造のみ把握してください。

腕時計ベルト調整Sバンド伸縮工具では腕時計ベルト調整Sバンド伸縮この様に

まずは、このように伸ばしてから、工具を当てがい。
工具の先を閉めると「カチッ」と音がして、外れた感じがあります。
○位置の隙間が無くなったのが分かると思います。そこでベルトを手で持って軽くひねると。

腕時計ベルト調整Sバンド伸縮ねじると外れる

このように外れました。 「Sバンド伸縮2」へ続く。 2004年7月(記述)2017.6.30修正