セイコー腕時計ラサールLassale-2F50-0170電池交換

セイコー腕時計(SEIKO)ラサールLassale-2F50-0170

このページ「電池交換」のところにアップしましたが「腕時計修理」の参考にもなりますから「腕時計修理質問集」からもリンクしました。SEIKO/Lassale-2F50-0170メンズウォッチです。友人の腕時計ですが、この「LASSALE」はSEIKOの10万円以上はしたブランド。それもショップ制商品ですから私のようなしょぼい時計店には卸して貰えない商品。 それを友人が10年以上前に「どぉ〜しても欲しい!」って事SEIKOさんに無理を言って分けてもらった腕時計です。

セイコー腕時計(SEIKO)ラサールLassale-2F50-0170バックル

二つ折れバックル(ブレス式)。薄型の二針タイプですから。電池交換の為にはベルトを開かないと作業が難しくなります。この腕時計はバックルを外せばベルトが開きますから、そのまま電池交換の作業に入る事が出来ます。

セイコー腕時計(SEIKO)ラサールLassale-2F50-0170裏蓋セイコー腕時計(SEIKO)ラサールLassale-2F50-0170裏蓋記載

裏蓋は”はめ込みタイプ”お〜懐かしい。今の「セイコー」ではなくて「服部セイコー」が正式名称だった頃のモデルだったのですね〜。

セイコー腕時計(SEIKO)ラサールLassale-2F50-0170開け口セイコー腕時計(SEIKO)ラサールLassale-2F50-0170ムーブメント

開け口は簡単に分かります。腕時計を開けると中の電池に「y16-11」の文字が・・・おそらく平成16年11月の意味。友達に。「あれ?これ電池交換って、最近、何処かで換えたの?」「そうなのよ。出張に行ってた時に急に止まってな。ホームセンターで換えてもらったよ。 でもな、帰って来てから動いてるけど遅れるから電池が不良かと思って」

セイコー腕時計(SEIKO)ラサールLassale-2F50-0170ムーブメント拡大

 

ん〜電池を測っても正常電圧だし、電池の不良なんて今の時代に無いだろうと。1枚上の写真を見ると分かりますが、電池交換してるはずがケースと裏蓋の接触部が汚れたまま。細かい事なのですが、こういった所を綺麗にしてから蓋を閉めないとこの、埃がムーブの中に入って遅れたりします。これは分解掃除しかないですね。 意外に雑貨腕時計などは、この汚れを気にせずに閉めてしまっても問題がないのです。それは何故かと言うと、雑貨腕時計は厚みの追求などよりも「見た目ソコソコ」「適度な防水それに、腕時計の事を詳しく無い方が使うのが前提ですから、ムーブも結構歯車部分などをガードして作られているのです。

この様なセイコーの高額品で「薄型モデル」になると。セイコーさんだって、腕時計の事を詳しい方が使用されて電池交換も専門店に持ち込む事が前提ですから。まさかこんな感じで電池交換される事まで考えていないでしょう。 それとこういった、薄型モデルは「腕時計業界バブル期」を象徴するモデルですね。こちらにも記載しておりますが。
では、腕時計は雑貨腕時計の方が優れているの?って聞かれたら・・・その、ご判断はお任せしますm(..)m

「2006年から開始の時計の洗浄の様子。そしてお申し込みフォームは”akiyose.com”で」

セイコー腕時計電池交換トップへ/2005年9月(記述)/2017.12.22修正