セイコー腕時計(SEIKO)SPOONスプーンW650-4060電池交換修理
セイコー腕時計(SEIKO)SPOONスプーンW650-4060電池交換修理です。スプーンの電池交換です。布バンドモデルですが正面から見たらどのようにベルトが取り付けられているのか?
このキズは最初ガラスのキズと勘違いしていましたが。先ずは作業を進めます。ベルトが裏蓋を覆っておりますから取り外さないと電池交換が出来ません。
これはケースサイドから突きます。ベルト交換でも説明いたしました「外から突けるタイプ」ですね。裏蓋は4本のネジで留まっておりますからG-SHOCKと同じ。
これが裏蓋を開けたところですが、変形のパッキンが入っております。
この爪で掛かっているのみ。ドライバーかピンセットを差し込んで外します。
G-SHOCKの様に押さえは固定されておりませんから完全に外れます。入っていた向きは記憶しておいてください。簡素な電池格納部です。
と、電池押さえに書いてありますから「リセット」します。デジタル腕時計は電池交換の後"AC端子”と電池のプラス側をショートさせて腕時計をリセットします。リセットをした後は必ず時間表示されているか確認してください。表示がされていない場合はリセット作業をやり直してください。この位置です。
はい、表示がでました。こうやって表示させるとガラスのキズに見えていたのが表示である事がわかります。ちょっとムーブメントを取り出してみましょう。
これはもう液晶の寿命ですね。これは交換するよりはこのまま使用するほうが良いでしょう。
腕時計の時間表示が確認出来ましたら、次に”ELライトの点灯確認”をします。時間表示はしているのにELライトが点灯しない場合は、電池交換作業の時にムーブメントを浮かせてしまってボタン位置がずれている可能性があります。
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