セイコー時計(SEIKO)メンズ9020-5300電池交換
セイコー腕時計(SEIKO)メンズ9020-5300電池交換修理です。
さて電池交換ですが、この写真で見ても汚れが凄い事が分かります。
はたして動くのか?ついでにベルト交換もご依頼ですが
それは「ベルト交換」コーナーで別解説です。
写真・右の様にブレスレット風に一体に見える腕時計。
凄い汚れ。これは交換で良かった。ベルトの汚れも凄い。
このラグ部の爪が一体式の様な雰囲気を作りますが。
外れた方を見ると爪の溶接が剥がれております。
これは修理は不可、交換するか専用ベルトの注文しかありません。
ただ専用となるとおそらく「¥10.000」は必要でしょう。
そこで既製品への交換となりました。先ずは電池交換。ベルトを外して準備OK。
最低限の汚れは落としてから作業に入ります。ここが開け口(11時、位置)
想像通りの内部です。でもムーブメントにダメージは無いようです。
このままでは電池交換は出来ますが裏蓋を閉めるときに埃が入りますから
ケースの掃除の為にムーブメントを取り出します。
先ず竜頭を抜いてみますが、やはり凄い状態になっております。
とにかくは掃除するしかありません。竜頭の裏側もこの状態。
これでムーブメントを取り出しました。パッキンが効いてケースの内側は綺麗なものです。
先ず竜頭パイプ周りを掃除しましたが、素材がステンレスでステンそのものが腐蝕しております。これが超硬質ケースなら錆びる事も少なく湿気に強い訳です。
その様子はこちら。”セイコー腕時計Dolceドルチェ8N41-5140電池交換修理”でどうぞ。
ケースの裏側がまだ腐蝕は始まっておりません。
掃除したところで電池交換完了。”10bar”表記はないですが外観は汚れても内部は綺麗
さて、この腕時計のベルト交換は
こちら”腕時計ベルト交換実践例/SEIKO9020-5300メンズ1”でどうぞ。
「2006年から開始の時計の洗浄の様子。そしてお申し込みフォームは”akiyose.com”で」
セイコー腕時計電池交換トップへ/2005年9月(記述)/2017.10.19修正