セイコー腕時計(SEIKO)エンブレム7832-5000電池交換修理3

セイコー腕時計(SEIKO)エンブレム7832-5000電池交換修理続きです。ケースの内部は意外に奇麗です。ガラスのこの部分が気になります。ガラスとケースの接着面が黄色くなっております。
これはこのサイトの修理のところでも説明しておりますが”ガラスの外れる前兆”ですね。

裏蓋はかなり錆びていましたから掃除しました。 さて、そろそろ先にバネ棒の先端を抜くために油を染ませていましたのを、実際に抜いてみましょう。

はい、外れましたね。もっともこの写真ではピンセットでつまんでおりますが実際は小さなペンチで挟んで引き抜きました。 抜けてよかったですが、ここ迄錆びていれば抜けなかった場合はドリルで穴を開け直すしかないですから大変な作業になる所でした。

綺麗に抜けました。あとは掃除するのみ。これでOKです。

ラグ部も掃除して電池交換を入れてみると。動きました。!これだけの状態でも動くセイコームーブメントは凄い。

 

バネ棒も新品に交換して。ハイ完成。同じ時計ですが型番が若干違うタイプも紹介。

「エンブレム7832-6000」こちらから
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