ロレックスのベルト調整
2004年10月23日
若いお姉さんが1人で、入って来ます。ちょっとよそよそしい、落ち着きのない態度・・・ヴィトンのバックをカウンターに置いて時計は出さずに。
「あの〜バンドいくらですか?」
っていきなり聞かれても・・革ベルトか?メタルか?
「はっ?バンド・・・ですか¥2.000くらいですが」
「え〜〜そんなにするの!買った値段と同じやん、金属のベルトやけど」
「はぁ」????
「 メタルバンドでしたら¥3.000くらいからですが??」
「え〜〜そんなに!外すだけで?」
「はっ?外すだけ・・ですか、って事はベルトの調整ですね。それは¥500ですが」
「あ〜ビックリした。でもね〜〜、ん〜〜ど〜うしようかなぁ〜」と、もじもじ、周りをキョロキョロ。ピント来た私は。
「ロレックスですか?」
「えっ!え・・ええ・・調整はして貰えるのですか?」
「出来ますよ。ロレックス!」 ニコっ!(*^^)そろぉ〜〜っと。2個ペアーでヴィトンから出て来ます。
ステンレス無垢バンドのネジピン式で自動巻、かなり精巧。 所要時間5分
「お待たせしました。ではこれで填めてみてください」
「わぁ〜ぴったし!腕見ただけでわかるのですかぁ、凄ぉ〜」
「ハイ!こんな事ばっかりやってますからね、で、メンズの方は腕が無いですからどのくらい外せば良いですか」
「ん〜分からないわぁ〜」(ってそれでは調整のしようが(;^_^A )
「身長と体重くらいが分かれば推測もつきますが」
「そうねぇ〜、あなたと同じくらいの容姿かなぁ」
「分かりました!かなりのイケメンですね!」
(容姿って言われたので、つい思わず(;^_^A )
「はぁ、そう思おります」必死で笑いをこらえながら。
(本人にしたら今は冗談言ってる場合じゃない心境でしょうが(^_-)-☆)
「ハイ!これで大丈夫です。また合わなかったら持って来てくださいね」
ヴィトンに時計を入れながら。「あの〜分かります。この時計?」
「ロレックスでしょ!ニコッ!(*^^)」
また笑いながら逃げるように出て行った!
ちなみに、もし偽物のロレックスなら買うことも所持していることも犯罪ですね。それに何処に持って行ってもベルト調整はしてもらえません。
一気読み次は「更新のお願い」へ