置いていたら止まった

「2005年3月20日」

先日、おばあちゃんがセイコーのダイバーの電池交換に来られました。

「ちょっと、ゴメンやけどこれ電池換えてか。半年くらい放ったままなんやけど動くかな?」

「それくらいなら、問題は無いでしょう、換えてみましょう」

「これなんやけどね。昔、娘が使っていたのやけど新しいの買ったから要らないってね。使えるのにもったいないでしょう 」

と鞄から出て来ました、セイコーダイバー200m防水。

ん〜、何やらかなり汚れいるのとキズ。それに・・・何と表現すれば良いのか。使用による傷みというか、数年も放置されていた感じ。

「これ、本当に半年ですか?」

「そうよ、無くしたと思っていたら出て来たからね」

「では、一応交換してみますね。」その腕時計はこちらで。

傷み具合からダメだろうと思っていましたが、動いた!

「動きましたよ。でも出てきて良かったですね。洋服か何かと一緒にしまってました?」(そんな傷み方ではないが・・)

「これね、ウチの畑が車で15分行ったところにあるのよ。 去年の夏前から無くしたと思っていたんやけど、昨日、畑に行ったらね。あったんよ!あ〜良かったと思って、お兄さん言うように半年くらいは大丈夫なんやね」

「はっ!畑・・・ですか?それはその畑の小屋か何かの中に・・・ですか?」

「いいや。畑の横にね。柿の木があるんやけど多分半年前に、手を洗おうと思って外して置くところが無いから”枝”に掛けたままやったと思うわ」

「”枝”に・・・ですか?って事は屋根も何も無い場所に?・・・半年も!」(☆。☆)

「当たり前やんか、柿の木に屋根付けたら日が当たらへんやんか。まぁ〜、今の若い人はそんな事も、分からへんのやね」

「いえいえ、そう言う問題じゃなくて・・・」

「でもまぁ。動いた言う事は、またあそこに置いておいても大丈夫言うことやね。」 (☆。☆)

「とんでもない!”時計を雨ざらし日ざらし”環境はいくらなんでもマズイです」(;^_^A

「でも、これ防水やって娘から聞いたよ。泳いでも良いって」

「・・・・・」

「今、換えて貰ったらちゃんと動いたしね!」

もう、ご勝手にどうぞぉ〜!

セイコーダイバーは”丈夫”だったぁ〜!(v_v)

そして翌年・・・レディースからメンズダイバーへと。

「大きく実ったとさ!」

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