空手3段です
「2005年3月14日」
先日友人が電池交換に来ていました。腕時計は趣味で、コレクションも凄いのですが蘊蓄もまた凄い!
自分でゼンマイ時計の分解もしてしまうので家族の時計の電池交換くらいなら自分でやっております。しかし、 たまにコツの要るモノとか、お気に入りのキズを付けたく無い時計は持って来ます。
堅いモノは力づくで開けることが出来るほど簡単ではないのも知っております。 Cooの腕時計の「電池交換」コーナーも、 ある程度時計を触り慣れた者にとっては電池交換の参考になるとお気に入りです。
所が時計の趣味が高じてか、仕事の関係か実は今、奥さんから離婚調停中。家庭内がもめているところへ、本人は去年大きな事故をおこしてしまって長期入院中。
先日も仮退院で店に電池交換に来ていました。さすがに長期で入院していると、握力も無くなってくるので、フタを開けられないと・・。
ボクも長期入院した経験があるので良く分かります。
「しかし、なんだなぁ。フタも開けられないのは俺も入院経験あるから分かるけど、つらいよな」
「こんな簡単な電池交換で、お前の世話になるのも情けないわ」
「そこは状況が状況やからね。仕方ないわ」
「で、家の方はどうよ?」
「まぁね、これも長期戦やわ」
「入院中に大変やな。ある意味法律の専門でも嫁さんには弱い訳ね。嫁さんに空手2段!って、その怖い顔で言っても通用せんしなぁ」
「何、言ってるの。空手3段よ!」
「大して変わらないやんか。」
「違う違う、2段は柔道」
「えっ、そうなの知らなかった空手だけかと」
「職務でどうしても取る必要もあるのよ」
「って事は、俺の知らないウチに、他にも
段位とってるとか?」
「当たり前よ。あれから何年経つねん。
剣道も3段。将棋3段、囲碁3段や!どや怖いやろ!」
「 なんで将棋が怖いねん。ほな華道も3段とか?」
「そんなアホなぁ、でも書道3段やで!」
「どうでも、ええけど何もかもが3段かいな」
「嘘ウソ。段は本当やけど」
「でも、凄いなぁ〜!それだけ段持ってるなんて」
「そやろ!空手3段、柔道3段、剣道も3段!
格好ええがなぁぁ〜!」
それだけやないやんか!
「腹は3段!生活は散々やね!」
「う〜〜、それを言うなぁ〜!うまいこと落とすね。早速、笑い話のネタかい! 」
当然、頂きました!(^_-)-☆
一気読み次は「取説に書いてある!」 へ。