駅前留学NOVA
「2005年5月9日」
誰しも自分の考えは正しいと思って生きているものです。それに日本人は正確さや几帳面さを求めすぎるところが良いところでもあり悪いところでもあり・・・
先日そんなおじさんがやって来ます。
「ちょっと電池かどうか見てか?」
そこで確認しますと2年前に交換されておりますのでそろそろ止まってもおかしくない時期です。
「約、2年ですから切れてもおかしくはないですから交換しておきますね」
「あんた今、何言うた?”約2年”ってこれ2年寿命の時計やで。約、言うて2年以上と1年11ヶ月では意味が違うで」
うわぁ〜、厄介な人が来ました、これは手こずるぞ思っていると。
とそこへ外人の男性が入って来ます。身長180cm以上はあって金髪の映画スターみたいな格好いい人です。この近くにも「駅前留学NOVA」がオープンしたばかりでそこの関係者のようです。(良く駅前ノバの前で見ますから )
「Ah・・・That's clock $%&^*(&)*)(**%#@%$(*_(*^%」
どうやら店の掛け時計を指さしながら何やら聞いてます。そこで先ほどのおじさん突然に外人さんい向かって。
「ヘイ・ユ〜。あ〜ファットユアークエスチョン。^&*()%$&$%」
「ほう、お客さん英語わかりますか?」
「分かるも何も最近そこの”ノバ”へ行きよるんや」
そこでまた外人さんに向かって何やらクレーム付けております。外人さんがビックリしたでしょう、時計店に入ったらいきなり知らない日本人が怒って話してくる訳ですから。
「ノーノー!ザッツ!。ザァッ、や無いがな”ザッツ!”ちゃんと発音せんかい、ほんまに。」
こちらは外人さんもお客様ですからかばうしかありません。
「あの、失礼ですが外人さんにとっては”ザッツ”はザァッって言うのは普通なのでは?それに時計を見に来られてますし・・」
「にいちゃん、何言うてるねん。外人やからこそちゃんと日本で分かる英語を喋るのが当たり前ちゃうんかいな。こないだもノバの講師に言うたったんやけど、分からんねん。」
「はぁ??」
「ザァッ。ではない。”ザッツ!や!ほんまにええ加減な発音しよってからに!ここは日本や日本人に分かるように喋らんかいな、こいつら!」
ノバも”えらいおっさんが来よったなぁ”と思ってるだろうなぁ。
しかし・・・
外人に発音の指導するかぁ?!(☆。☆)
信じられんわ。
当然、外人さんは例の両手のひらを上向けて軽く持ち上げる動作をしてから、軽く首をひねり・・・ニッコリ笑って。
帰ってしまった・・・
営業妨害です、おじさんヾ(-_-;)
一気読み次は「ガラス換え」 へ。