セール中のどさくさ2

「2006年6月24日」 

ほんと店じまいセールと言うのは独特の雰囲気があります。

15年前にも改装の為の店じまいセールをした事がありました。その時はスタッフも3人居ましたし応援も来て大がかりなセールでしたが、今回はこぢんまりとセールです。

チラシも撒かずに口コミ目当てのセール。前回も書きましたが暇な時間を見つけて営業です。

そんなある日、この笑い話でも出てくるお得意様(悪ガキ連中)にばったり会います。

「お〜、お前ら!俺店閉めるぞぉ〜!」

「ええ、もうそんな時間?」

「あほか。だれが閉店時間の話してるねん、店じまい」

「えっ、閉めるの?ほな、これから電池交換何処行くの?」

「何処行くのって、お前ら電池交換に来た事あるんかい?」

「まぁ、もっと安い所もあるからな」

「店じまいや、電池交換なんかどうでもええから時計買いに来いよな」

「買いにって、おっちゃん所、ろくな時計ないやん。ジジババの時計ばっかりやん。ミューラーとかのパチ置いてないもん」

「お前らパチしか知らんのかいな、何でもええから買いに来いよ。おかん昨日来てくれたで」

「まぁ、最後やったらしゃぁ〜ないな、いったろか」

と言って友人連れてやってきます。

「みてみーな!俺らが買うもん無いやん」

「目覚まし買えぇ〜!どうせ使うやろ?」

「今の動いてるもんな・・」

「では、これ買え!」

「何、これZIPPOやん、こんなん置いとったか?」

「倉庫から出てきたんや、昔売ってた事あったから。それに万引された事もな(¬¬)」

「うわぁ〜、それ言わんといてぇ〜!おかんに言うて無いやろな」

別の奴にもZIPPO勧めて。

「俺、たばこ吸わへんもん」

「吸うたらええがな。たばこ吸えぇ〜!」

「そんな無茶苦茶なぁ〜!恐ろしい店やな。おお!このグラサンええやん、これ買うわ。」

「ほい来た、で何本?」

「何本って1本に決まってるやん」

「あかんあかん、2本は買え!半額やで。ついでにこれも買えぇ〜!」

「買えぇ〜!ってこれ爽健美茶やんか。それも”飲みさし”やんか!そんなもん時計屋で買ってどぉ〜〜すんねん」

「それもそうや!なら老眼買えよ。」

「何で俺が老眼買わないかんの?これやったらセール違うて”押し売り”やんか!」

「えっ、知らんかったんか?パンツのゴム紐もあるでぇ〜!」

「それって抜けへん刀とか言うのちゃうの?、抜けん物あかん言うたら、首の抜ける人形とかあるって言うのとちゃうやろな?」

「それやったら丸々落語のパクリやがな」

わいわい言いながら、皆で1万円くらいは買ってくれましたね。(;^_^A

「ところでお前ら前に言ってたベルト調整の詳しいサイトってまだ見てる。」

「ああ、たまにね。もう飽きたけど」

「飽きたんかいな!」

「あの笑い話はどう?」

「笑い話?そんなんあったな・・・

ちょっとだけ読んだけど」

「でででっ、どう?面白い?」

「あかんわ所詮、素人の笑いや

お〜い帰ろうぜぇ〜」

と、帰って行った・・・確かに・・・プロでは無いが・・・(;_;)

 

一気読み、次は「ショート・ショート」