Breitling B-1 電池交換メンテナンス
2019.7.10お預かりのBreitling B-1 電池交換メンテナンスです。
竜頭の動きが固いという事でもお預かり。
確かにストロークが浅いのと動きが鈍い。錆びて滑りが悪いのか?グリス切れか?バネが割れているか?
微調整位置をチェックします。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。弓環も外して洗浄します。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
中蓋も洗浄します。
裏蓋を開けると電池がムーブメントを覆っています。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。バネは異常ないですが若干、押し縮められたママになっておりますので伸ばしておきます。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。サビが原因ではありません。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。竜頭が通る穴、その裏側も綺麗ですからサビが原因ではない。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
電池を入れて動作確認。全文字表示しますからリセット。
問題無く表示しました。
パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
スクリューバックの裏蓋はメッシュ状ですから、中蓋が無ければ裏蓋無しと同じ。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ブレスごと洗浄で弓環の汚れも綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。