腕時計の修理の質問集/ブランドウォッチの電池交換を断られました。

ブランドウォッチの電池交換受付案内/akiyose.com

腕時計の電池交換修理でもブランド・ウォッチについて。
私の店でも
「ここも、ブランド腕時計は電池交換は出来ないのですか?」
といった問い合わせが多いです。
これについて。

本来は電池で動いる腕時計で、使い捨てではない限り、電池交換は出来て当然です。
ただ、ブランド腕時計は裏蓋の開閉方法が特殊な物が多いのも事実なのです。

まず、量販店や家電店では断ることにマニュアルで決まっているようです。
それは何故かと言うと。やはりちょっとした講習を受けて電池交換している所が殆ど。
(ヨドバシの様に職人を雇っているような所は別でしょうが)。
それにブランド腕時計となると、どうしても高価になりますので、
もしものトラブルを考え弁償する損失を考えれば「触らない方が賢明」
と言った判断になるからと思われます。

ぼくの場合は、見てから自分で出来そうか判断してから決めます。
20万円くらいまでの物なら何でもやりますが。
でも「K18」や「ダイヤ入り」などの定価で50万を越える様な腕時計は
お得意さまで無い限りは断ります。
普通の時計店でも受付ける。それもその場でしてくれる店もある様です。
価格は「¥3.000〜¥5.000」の値段設定らしいですが。

腕計が専門では無いブランドショップ「当然お預かり」でメーカー送りでしょう。
その場合の料金は腕時計にもよりますが「¥3.000〜¥6.000」くらいのようです。
納期は「2〜3週間」くらいが普通のようです。

とにかく「ブランド腕時計」は最近の流れとして受付けるところは少ない。
そう思っていた方が良いでしょう。

 

量販でも腕時計の専門コーナーがある所か百貨店。
そのブランドを扱っている専門店のみに限られます。
ブランドショップでもバッグなど時計外の商品がメインのところでは
「その場」での交換は無理でしょう。
あまりにもかたくなに時計店が敬遠すると「ブランド腕時計難民」
作る事になるのも問題ですが・・・同じように「防水腕時計難民」も。
でも、これは時計店の立場では仕方のないところです。
廃業が相次ぐ時計店ですから=儲かっていないのです。その状況下では
弁償のリスクがある時計は「断る事は=利益です」。

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この記事を書いたのは2004年でしたが2014年の現在。
時計業界はパーツの入手にメーカーを超えた横の繋がりが無く。
キズ・破損等のトラブルに弁償対応が出来ません。横の繋がり以前に10年以上が経過した古い時計も同じく部品はもうありません。
関西地方では、そこを突いた訴訟問題等が頻発している都合。
大手商業施設(内)では「電池交換は一切不可」(ベルト調整さえ)が
普通になりつつあります。
電池交換出来るのは、そのお店で販売された時計で10年以内のモノに限られます。