電波掛時計の電池交換は出来たが時間が合わせられない。

2004年7月(記述)
2004年現在、流行の電波時計ですが。(その後は普通になって来ると思おります)
電波時計は腕時計よりも掛時計の方が早く普及いたしました。
(1998年くらいから店頭に並ぶように)
早くからご購入の方は、もうそろろと電池交換の時期が来ております。
(1年〜2年。最近は5年などもあります)

これは説明書を良く読めば問題はありません。
基本的に電波掛け時計は「メンテナンスフリー」ですから
電池交換以外はユーザーが行う作業は無しです。

これが電波掛け時計の裏側ですが。「□が電池の収納場所」で「○がリセットボタン」
写真でお気づきの方が多いでしょう。そう!「針を回すツマミが無い!」。

電池交換の後は、数分放置すれば針が勝手にクルクル〜〜っと廻りだします。
(皆さん驚かれますが)それが電波を受信している状態です、問題は。

その運針が数分でピタッ!と止まって正確な時間を示せば誰も迷おりません。
針がクルクル廻っているのは、時計自体が「電波の受信を行っております」。
ところが昼間は携帯の電波などに妨害され受信しません。
よって交換後は全く違った時間を表示します。(時計内部が受信を諦めた状態)
その場合は時計をそのまま放置して頂いて電波状況の良い夜中を待ちます。
一晩、置くと翌朝にはピッタシ合っている。
それが電波時計の機能です。

 

そこを改良したのが下記。
電波時計でも2004年くらいで¥15.000以上くらいの商品になると。


□の乾電池を入れる部分とは別に「○のリチュウム電池の格納箇所」があります。

皆さんが触るのはこの□の部分はここだけですね。



丸い部分にリチュウム電池を内蔵させる事で、時計内に時刻がプログラムされております。
上記の乾電池スペースに電池を入れることによって内蔵時計が針に時間情報を送ります。
こういったタイプは電池交換はすぐに「1分以内の誤差で時刻表時」してくれます。

あとは同じく「一昼夜経過」させれば朝には”秒まで”ピッタシ!となります。
2004年の話ですから、皆さんがこのページを読んだ頃はどうなっているのか?

腕時計修理の質問集トップに戻る 2017.7.5修正