Cartier Panthere Pair 電池交換
2016.6.6お預かりのCartier Panthere Pair 電池交換です。
電池交換メンテナンスでご依頼ですが汚れも無く。
2本届いたうちの1本。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに両開きバックル。
弓環を外しますが汚れも無く。
裏蓋は8本ネジで留まっていて裏蓋記載。ブレスは外したので洗浄します。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
先に電池格納部をチェクして動作確認。黒い帯状の変形パッキンが硬化しており。
電池交換メンテナンスで取り外せば収まりが悪くなりそうですから
今回は「電池交換のみ(洗浄なし)1.550円コース」と致します。
余程、汚れていたら思い切って洗浄ですが、この程度なら無闇にムーブメント取り出しは避けた方が時計のため。
時間を合わせて電池交換完了です。
そしてレディース。
竜頭の動きをチェックして。
こちらも汚れは殆ど無く「電池交換のみ(洗浄なし)1.550円コース」とします。
裏蓋をみても使用した形跡が無いくらい綺麗です。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントですが電池が曇っております。湿気が入った証拠ですがやはりパッキンの硬化が気になります。
まだまだ再利用は可能ですが、一度メンズともにメーカーへ出して
「パッキン交換」は行った方が良いでしょう。
問題は、もれなく分解修理も付いてきますから費用がかなりのものに。
ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。
時間を合わせて電池交換完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。