Cartier TANK FRANCAISE
2017.3.19お預かりのCartier TANK FRANCAISE電池交換です。
2本届いたうちの1本。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに両開きバックル。
裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。電池を入れて動作確認。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
時間を合わせて電池交換完了です。
ですが翌日、2時間くらいの遅れがみられ。再度、電池交換して注油してみましたが。
翌日、やはり結果は同じ。このムーブメントの分解修理は30.000円は超えますので
今回は予算オーバーですから返却となります。
綺麗なムーブメントで状態も良く、湿気の痕跡もありませんから問題無く動くと思っておりましたが、やはり経年による相応の痛みが出ているのでしょう。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。