Cartier VERMEIL 電池交換メンテナンス
2018.6.9お預かりのCartier VERMEIL 電池交換メンテナンスです。
4本届いたうちの1本。
竜頭の動きよりもケースの変色が気になりますが、シルバー素材に金貼りですからシルバーの酸化が浮き出てきます。
遊び革の状態もチェックします。
裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。洗浄の前にクロスで酸化による変色を拭き取ります。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。このあともう一度、クロスで変色を擦り取ります。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。