dunhill millennium電池交換メンテナンス

2022.3.28お預かりのdunhill millennium電池交換メンテナンスです。
2018年にもお預かりの腕時計。

竜頭の動きをチェックして。

ステンレス無垢バンドにブレスバックル。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

サビが目立ちますが洗浄で綺麗になるレベルです。

これがムーブメントで。パッキンが効いていた事がよくわかります。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。巻芯の根本が錆びておりますので浸水の痕跡です。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックします。竜頭パイプから浸水の痕跡あり。

こちらは竜頭からでは無く、裏蓋からの浸水ですがこのモデルの防水機能は高くは無いですから、非防水感覚で使用される事をお勧めします。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

巻芯のサビは削り落として洗浄で綺禮になりました。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

裏蓋のサビも削って洗浄して綺麗になったところで。

時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。カレンダーも合わせましたが早送りは可能ですが、自然な切り替わりに不具合有りです。翌日、カレンダーが変わっておらず竜頭を回して針を回しての切り替わりがしません。早送りでは動きますが。これは修理となるとムーブメント交換した方が早いでしょう。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可