GUCCI 1900L バングル電池交換メンテナンス
2018.1.19お預かりのGUCCI 1900L バングル電池交換メンテナンスです。
4本届いたうちの1本。
竜頭の動きをチェックして。
バングルタイプの腕時計。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
パッキンを外して劣化具合をチェックしますが異常は無し。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
ベゼルのバフ掛けもご依頼でしたので掛けておきました。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
バフモーターを出して来たのでブレスも軽く磨いておきました。
※注
バフ掛けですが、この方は「受ける事が可能なご依頼内容でしたから受けました。」
4本のご依頼という事もありますが。
ご覧になっている方で、ただ「バフ掛け希望」だけでは
「仕上がりの満足度に個人差があり受付不可となります」と書いてお断りするでしょう。
「バフ掛け」という作業は最近では、あまり積極的には受けたく無い部類となります。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。