HERMES Clipper 電池交換

2018.10.15お預かりのHERMES Clipper 電池交換 です。
2015年に「ムーブメント交換」でお預かりの時計かと?

2本届いたうちの1本。

竜頭の動きをチェックして。

ステンレス無垢バンドにブレスバックル。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

ケース側面のネジが抜けておりますが、これは代用品がありません。

裏蓋の裏側もチェックして。簡単に開きましたので食い付きが甘くなっております。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。

裏蓋のサビは落としてパッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻します。

裏蓋の食い付きが甘く、指の爪で引っかければ開きますのでこれは問題。

接着剤で固めては次に空けるときが厄介。そこで裏蓋周囲にレジンをぐるっと塗って、紫外線の照射で硬化させておきます。

時間を合わせて電池交換完了です。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可