HERMES MEDOR 丁番バネ交換
2021.4.21お預かりのHERMES MEDOR 丁番バネ交換です。
イヤホンケースで到着。お申し込みは「バネが緩くなったので」という事だったのでお断りしたものですが。というのも純正バネでは無いために、バネの力が純正よりも3割くらい弱いです。よって緩くなったというなら「交換しても変わらない」という判断でお断りしました。
緩くなったという症状は「ブラブラになった」、「バネが効かなくなった」という事でしたので、お預かりしました。
お申し込みの添付写真では「バネがシルバー」にみえまして。純正品は金色。「今、装着のバネは既製に交換?」。または「バネが既製に替えられた物を中古購入?」。元の状態を知っておられる?。とにかくは「ブラブラよりは良くなる」のでお預かりです。
写真でも分かる様に「バネが折れて」おります。
先ずは折れたバネを外します。
穴に折れ込んでいた端の部分を抜き取り。(ピンボケましたが)。
丁番部分のピンを抜きます。
バネの交換完了です。作業の都合でバネの先端が収まる「穴の位置」をマジックでマーキングしましたが。消すのを忘れて発送した様です。アルコールで拭いて消してください。
純正品よりはバネは緩いですが、下を向けたくらいでは蓋は開かない程度の強さです。
「バネ交換」完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。