OMEGA Constellation Cal.1270 電池交換
2020.12.9お預かりのOMEGA Constellation Cal.1270 電池交換です。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。少し湿気が入って乾いた痕跡が見えますが問題は無いでしょう。
ムーブメント拡大。今回「洗浄の有無は任せるコース」で受け付けましたが洗浄は不要でしょう。
ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。
バックルの噛み合わせが浮いておりますので修整します。
板バネがいびつになっており、反対に折り曲げましたね。これは修正は効きませんが、バックルバネが浮かないレベルには修正可能。
時間を合わせて電池交換完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。