OMEGA Speedmaster X-33 電池交換メンテナンス
2020.8.3お預かりのOMEGA Speedmaster X-33 電池交換メンテナンスです。
表示はしておりますが「5秒飛び運針」ですから電池切れサイン。
ベルトは引き通しバンドに交換されております。
裏蓋は9本ネジで留まっていて裏蓋記載。
バネ棒は洗浄します。
裏蓋ネジも洗浄で綺麗になるでしょう。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックしますが異常は無く。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
そして中蓋を乗せて、本来の裏蓋で押さえ込む格好になります。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
バネ棒や裏蓋ネジも洗浄して綺麗になりました。
時間合わせを行って、プッシュボタンのチェックも兼ねます。
ヌンバンドですが見た目は綺麗ですが、家庭用洗剤で手洗いしておきました。これはこれでかえって手間が掛かっております。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。