Calvin Clein K32113 電池交換
2018.6.30お預かりのCalvin Clein K32113 電池交換です。
4本届いたうちの1本。右端の1本は不動でした。
竜頭の動きをチェックして。
遊び革の状態もチェックします。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。
汚れを拭き取りパッキンを装着します。
時間を合わせて電池交換完了です。が・・
竜頭が飛び出しております?ネジ込み竜頭でしょうか?しかしネジ込んでも留まらず。
抜いて見ますと、どうも竜頭パイプごとケースから離脱しております。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
サビが浮いて接着が剥がれた感じです。
洗浄したいですが。
目盛リングがあるので、洗浄は出来ません。
ケースの内側もチェックして、サビが散っておりますが拭き取っておきましょう。
写真のように竜頭パイプと竜頭を分離させるのに一昼夜置きました。
サビは拭き取り。
接着剤で固定。
巻芯のサビも削って洗浄。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して動作確認。
浮き上がった竜頭も。
ネジ込みして元のさやに。
ついでにガラスの曇りも拭いてスッキリして。
バンドを取り付け電池交換&竜頭パイプ接着完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。