Charriol Geneve・Constellation 電池交換
2023.10.12お預かりのCharriol Geneve・Constellation 電池交換です。
2本届きましたので一緒にこちらで紹介です。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。非常に奇麗な状態です。
これがムーブメントで。電池格納部をチェクし電池を入れて動作確認。
時間を合わせて電池交換完了です。
次はCharriol Geneve 電池交換です。
ブレスタイプで裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。
これがムーブメントですが非常に奇麗な状態です。
裏蓋の裏側もチェックします。
ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。電池を入れて動作確認ですが不動です。ただクォーツのパルスは出ており物理的に動いていないだけ。「要・分解修理」の状態ですが今のご時世古い時計に数万円掛けて分解修理するかたは居ません、
まずは強制運針器に掛けてみますが不動。そこで注油して強制運針器で動作確認。動きますが数十分で止まります。止まればまた強制運針器に掛けて動作させます。何度か繰り返して一晩置きます。
翌朝、数時間遅れておりますから竜頭を引いて戻せば動き出します。注油したものが時間と共に回っていきます。それでは2晩は置いても数時間は遅れます。
12日にお預かりから16日の朝、時間が合っておりました。諦めてはおりましたがここまで’持ち直すとは驚き。勿論、万全という状態では無く「要・分解修理」の状態に変わりはありませんが。とりあえずは明日は、時間が遅れていても発送と致します。
裏蓋の汚れもチェックして。これは拭き取りで綺麗になります。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
動作確認して明日の朝、時間が合っている事を祈るしかありません。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。