MOVADO Ladies 電池交換メンテナンス
2018.1.11お預かりのMOVADO Ladies 電池交換メンテナンスです。
裏蓋が甘いという事ですが締められるかどうか?
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドにブレスバックル。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
ガラスの曇りが浸水を物語っております。
裏蓋の裏側もチェックして。電池が入っておりません。裏蓋の裏側にも湿気の痕跡。
ムーブメントにもツヤがありませんが動くのか?
電池を入れて動作確認してみますが問題無く動き出しました。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
黒い物の上に置けばいかに曇っていたかがわかります。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
裏蓋は簡単に押し込めて、爪で簡単に開きますから食い付きがかなり甘い。
これを締める事は出来ません。接着剤で固めてしまうと、時間の電池交換が厄介になります。
そこで「レジン」で固める事で防水機能と外れ防止の役目とします。
曇りも取れてスッキリ!。時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。