Rosemont Milanese RS-005 竜頭入替

2018.10.11お預かりのRosemont Milanese RS-005 竜頭入替です。
2015年にもお預かりの腕時計で今回は「竜頭を紛失」という事ですが、この竜頭は入手不可です」。
そこで、同じ時計のジャンクをご購入で部品取りにと。

紛失と言っても「竜頭のみ」か「竜頭+巻芯」かで修理は変わりますが、巻芯は残っているようですから何かにぶつけて折れた感じです。

こちら同梱のジャンクですが、この竜頭&巻芯を使います。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントですが綺麗な状態。動くのではないか?とさえ。

先ずは竜頭を抜きます。

さて、こちらも同じはめ込みタイプ。

こちらは竜頭が無かったせいか湿気が入った痕跡が見えます。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。残った巻芯を抜き取る作業が必要ですが結構、厄介な作業となります。

電池格納部をチェクしますが綺麗な状態。SR512SWですが、最近は使う事がなくなり在庫して居らず電池を注文して到着を待ちます。

電池を入れて動作確認ですが問題無く動きました。ついでにジャンクの筈の時計も入れて見ましたが問題無く動きます。よって竜頭のみの部品取りでは無く、動かなく成ったときの予備ムーブメントとして保管してください。このままでは湿気やホコリが入りますから、レジンで固めておきますので使用も可能でしょう。

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可