Tiffany & co・Cartier・プルミエール・Seamaster

2023.8.4お預かりのTiffany & co・Cartier・プルミエール・Seamaster電池交換です。

4本届きましたので一緒にこちらで紹介です。

先ずはTiffany & coブレスですが「電池交換+ベルト修理」です。

コマの留めネジが2本ありますが1本が紛失した状態です。

コマを一つ外せば問題無いでしょう。女性用の平均は「13〜14p」。現状が16pですから1コマは問題無いでしょう。

次に電池交換で動作確認。問題無く正常動作致しました。

1コマ外し+電池交換完了です。

次はCartierですが、こちらはブレスの修理がご依頼ですが。

修理とかでは無くロー付け部分(溶接部分)が外れております。また「ベルト調整のコマ部分では無い」。となるとブレス交換しか手段がありませんからメーカーへ依頼か同じモデルのジャンクをヤフオクかメルカリなどで探す方がよいでしょう。

こうなると他のカ所も折れる可能性大です。

次はプルミエール電池交換です。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

これがムーブメントですが錆が。

ムーブメント内にみえるネジの頭が全て茶色く変色しており、かなりの浸水です。

電池格納部までは錆びておりませんが錆びた粉はムーブメント内に回っている様です。動作はいたしますが3時間くらいで遅れがみえます。注油して3日間、様子をみましたがやはりダメでした。これは分解修理よりもムーブメント交換になるでしょう。

次はSeamaster電池交換です。

ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

これがムーブメントですが乾燥しきっており長年の放置が伺えます。

電池を入れて動作確認ですが意外にも問題無く正常動作致しました。

時間を合わせて電池交換完了です。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可