CASIO COSMO PHASE CGW91-908 電池交換メンテナンス
2022.2.10お預かりのCASIO COSMO PHASE CGW91-908 電池交換メンテナンスです。
2本届きましたので一緒にこちらで紹介です。
TAG HEUERは電池交換では無く。
割りピンを装着するのみです。
取付完了。
こちらはプッシュボタンが押せないという事ですが、確かに4つとも非常に固い。
ステンレス板巻きバンドにスライドバックル。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
ラグ部のバネ棒は交換します。
裏蓋の裏側もチェックして。
パッキンですが途中で途切れており。
硬化してパリパリ。
これがムーブメントで。メンテナンスの前に。
電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。
問題なく表示しました。ただプッシュボタンが押せないでは時間合わせが出来ない。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。年数が「1985」からですから年代物。
ケースの内側もチェックします。
プッシュボタンは4つとも外して洗浄します。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
プッシュボタンの穴も綺麗になったところで。
プッシュボタンを装着してムーブメントを戻します。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
パッキンは交換してシリコン塗布をし裏蓋に戻し。
カレンダー情報を入力。
時間を合わせてプッシュボタンの動きを確認。
洗浄して綺麗になりましたが見栄えはそう感じない。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。