CASIO G-SHOCK DW5000ST/1545 ラグ部バネ棒穴・折れ込み
2021.2.22お預かりのCASIO G-SHOCK DW5000ST/1545 ラグ部バネ棒穴詰まり。プッシュボタン固着のお預かりです。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
ベゼル・カバーのネジも同封されており洗浄しておきます。
プッシュボタンの動きをチェックしますが動きが鈍い。ただ固着といえる状態でも無く。
そして問題は「ラグ部穴のバネ棒、折れ込み」。これはかなり厄介。
先ずは洗浄による振動で外れるかチェックします。
裏蓋の裏側もチェックします。
パッキンを外して劣化具合をチェックしますが異常は無し。
これがムーブメントで。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
こちらは液晶側。
ケースの内側もチェックします。
プッシュボタンを裏側からチェックしますがサビは無く。グリス切れでしょう。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
プッシュボタンを外してチェックします。サビも無く異常はありませんからグリスアップ。
こちら側も異常は無し。
結局はドリルで掘りました。
もう一箇所詰まっておりドリルで掘ります。
2箇所は異常は無く綺麗な穴が空いており問題は無いでしょう。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
電池を入れて動作確認。時間合わせを行って、プッシュボタンの動きを確認。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
バネ棒を装着してみてバネ棒の先端が収まるかチェックします。
少し浅いですが外れる事は無いでしょう。
ELライト点灯確認。
同梱のネジも洗浄しておきました。またバネ棒ですが純正品は太く慣れていないと装着しにくいかもしれず。普通のバネ棒を3本同梱しておきます。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。