CASIO G-SHOCK AW-500NS-380 電池交換メンテナンス
2022.3.9お預かりのCASIO G-SHOCK AW-500NS-380 電池交換メンテナンスです。
2本届きましたので一緒にこちらで紹介です。
遊び革の状態もチェックします。古いものですが状態は新品同様、弾力もそのままとはおsれいった。
ベルトを外さないと裏蓋が開けられない構造ですから外します。
ラグ部の汚れもチェックします。
ベゼル・カバーネジは洗浄します。
ベゼル・カバーを外すと白いゴムのスペーサーが装着されております。
ガラスの曇が気になりますが洗浄で綺麗になるでしょう。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
これが取り出した文字盤&ムーブメントですが文字盤自体が曇って見えます。
目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。
黒い物の上に置けば僅かに曇っていたかがわかります。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
ベゼル・カバーも洗浄して綺麗になりました。
裏側も綺麗になりました。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
時間合わせを行ってプッシュボタンの動作確認。
スペーサーを装着して。
ベゼル・カバーを被せます。
ネジは洗浄して綺麗になりました。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ウレタン・バンドも洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。ガラスの曇った感じは変わりませんね。
そしてもう1本。
遊び革の状態もチェックします。弾力はありますが少し汚れが目立ちますから使用された形跡を感じます。
ベルトを外さないと裏蓋が開けられない構造ですから外します。
ラグ部の汚れもチェックします。
ベゼル・カバーのネジも洗浄します。
ベゼル・カバーを外せばスペーサーが見えますが黄ばんでおります。
裏側もチェックします。
細部に汚れが溜まっておりますが洗浄で綺麗になるでしょう。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
問題無く表示しました。
ベゼル・カバーも洗浄して綺麗になりました。
裏側も洗浄して綺麗に。
ただ白いスペーサーがヒビ割れております。ただ隙間を埋めるだけの物で外から見えないですから、問題はありません。ただ劣化が進むとベゼル・カバーの隙間から白い粉がポロポロ落ちてきます。
ベゼル・カバーネジも洗浄して綺麗になりました。
ウレタン・バンドも洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。今や電池交換で動く事が少ない「AW-500]ですが2本とも問題無く動きました、しかもプッシュボタンあの動きもサクサク。プッシュボタンは押せてもアナログの運針が接触不良で動かない事が多いですが。2本ともサクサクと、モータードライブが効きますので気持ちが良い。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。