G-SHOCK DW-5900/914 電池交換・ガラスの曇り取り

2017.11.13お預かりのG-SHOCK DW-5900/914 電池交換・ガラスの曇り取りです。

プッシュボタンの動きもチェックして。

ガラスの曇り取りもご依頼ですが、これは文字盤までが曇っており拭き取れるかどうか。

洗浄コースでご依頼ですが、この裏蓋のツヤを見る限り洗浄してあります。

裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

パッキンも交換されてグリスアップまでされている。

裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。

これがムーブメントですが汚れは無し。

これが取り出した液晶&ムーブメント。

こちらは液晶側。

ケースの内側もチェックしますが綺麗な状態。

ガラスを外しますが、やはり文字盤までが曇っております。

この黒い文字盤は裏も表も粘着状になっている物が殆ど。毛羽でも付くと取ることが出来ませんから、一気に作業します。問題は曇りを拭き取るかどうか?
というのも拭き取って白い曇りが目立たなくなる場合と、余計に悲惨な状態になるもの。
五分五分の確率ですが勘で作業するしかありません。

ガラスは黒い物の上に置けばいかに曇っていたかがわかります。

ケースは洗浄しておりませんが綺麗な状態。

一か八かの曇りの拭き取り作業。少し目立たなくなりました。グレーになり曇りが残った箇所ですが粘着状の表面が変質しており。これ以上は触る事が出来ません。

ケースに文字盤をセットします。

ガラスを取り付けます。

ムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。

表示確認して時間合わせです。

カレンダーの年号は「1980」からスタートしますが「2020」で折り返しますので
この時計は「2020年までしか使えない」。
使えない事は無いでしょうが、2020年の次の年は「1980年」になります。

 

時間を合わせて電池交換完了です。

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可