CASIO G-SHOCK DW-5900/914 電池交換
2020.7.16お預かりのCASIO G-SHOCK DW-5900/914 電池交換&ガラスの曇り取りです。
プッシュボタンの動きもチェックして。
ガラスの曇が気になりますが洗浄で綺麗になるでしょう。
遊び革の状態もチェックしますが。
交換バンドも同梱ですから後で交換します。
ベルトを外さないと裏蓋が開けられない構造ですから外します。
ラグ部のバネ棒も洗浄します。
裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。
裏蓋ネジも洗浄します。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
作業の前に電池を入れて動作確認。
動作確認出来ましたので先に進みます。
これが取り出した液晶&ムーブメント。
こちらは液晶側。
ケースの内側もチェックして。内部は綺麗な状態。
ベゼル・カバーのネジも洗浄します。
ベゼル・カバーの裏側も綺麗な状態ですが軽く洗浄します。
ガラスを押し出します。
この状態なればケースは丸ごと洗浄が可能。
文字盤は綺麗な状態ですが触るとベタベタしており加水分解の症状。
外したガラスを黒い物の上に置けばいかに曇っていたかがわかります。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースに文字盤を戻して。
ガラスを装着、ガラスの曇りもスッキリしたところで。
ベゼル・カバーも洗浄して綺麗になりました。
ベゼル・カバーの装着。
外したパーツを戻していき、パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
ネジ類も洗浄して綺麗になりました。
バネ棒も洗浄して綺麗になったところで。交換バンドを取り付けます。
カレンダー情報を入力ですが「1980年」から始まりますから、40年前のG-SHOCK。
数字を進めていくと2019の次は「1980に戻ります」。つまり、この時計が出来た頃は
「2020年には、この時計は動かない」または「その頃に使っているいる人は居ない」
という設定になります。
時間を合わせて電池交換メンテナンス&ガラスの曇り取り完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。