G-SHOCK DW6300/1084 電池交換メンテナンス
2016.7.10お預かりのG-SHOCK DW6300/1084 電池交換メンテナンスです。
ベゼル・カバーが割れており加水分解で崩壊寸前。
遊び革の状態もチェックしますが以外に、加水分解の気配も無く。
今回、交換用のベゼル・カバー&ウレタン・バンドを同梱と言う事で受付が可能に。
ベゼル・カバーのネジも洗浄します。
取り外したベゼル・カバーですが、崩壊するかと思えば原型を留めます。
積年の汚れを感じます。
またガラスの曇が気になりますが洗浄で綺麗になるでしょう。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
洗浄の前に電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。
表示確認ができましたので洗浄へ進みます。
これが取り出した液晶&ムーブメント。
こちらは液晶側。
ケースの内側もチェックします。
パッキンがケースにこびりついております。
ガラスの曇が気になりますので外して。
黒い物の上に置けばいかに曇っていたかがわかります。
黒いプラスチックの文字盤も外してケースごと洗浄したいところですが
黒いプラスチックが外れません。
そこでガラスの曇りは拭き取り装着します。
パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。
裏蓋を閉め洗浄レベルでの水漏れは無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
表示確認してELライト点灯確認。ELライトというか豆球みたいな電球ですが暗い感じです。これはもう点灯するだけでもヨシとします。
ベゼル・カバーのネジも洗浄して綺麗になりました。
同梱頂いた交換用のベゼル・カバーを装着すれば新品の様です。
ブレスも交換して電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。